ロンドン留学と就活と

大学3年生。高校の時1年間アメリカ留学しました。そして今回のロンドン留学について、就活、ファッションについて書きます。

自殺について

 「真に重大な哲学上の問題はひとつしかない。自殺ということだ。」

 

アルベール・カミュが『シーシュポスの神話』の最初の文がある。

自分は高校時代に鬱気味になり、偶然その期間にカミュの作品(異邦人やペスト、カリギュラなど)に出会い、彼の書く本が人生のバイブルとなった経緯がある。

 

自殺は日本で生きていると割とありふれた言葉だしニュースや記事で日常的に見かける言葉だと思う。

 

自分が高校時代に鬱になって救われたのが、カミュが本の中で「生きる意味なんて誰にもない、そこが出発点だ」みたいなことを言っていてハッとさせられた。

生きること自体に意味なんてないしあるとすればそれは社会的に後天的に造られたものなのだと。

そう思っただけで今まで生きるための意義を探していた自分は楽になった、ただ同時にじゃあなぜ生きるんだろうとも思った。

 

現時点での答えはないが、今日は太陽が気持ちよかっただとか、この曲はテンション上がるだとか、自然を感じたり、またそれを言葉にすることで毎日を紡いでる。

 

こんな風に書いてるけど別に今は鬱じゃないと思うし側から見ればそれなりに充実してるように見えるだろうと思うけど思考が常にこんな感じ。

 

終わらせる勇気があるなら続きを選ぶ恐怖にも勝てるってBUMPも言ってるし、どうせいつか終わるなら自分が日々感じる全てを大事にして生きたい。